5年前開業祝いにコーヒーミル含めドリップセットをもらいました。
それまでは基本コンビニのコーヒーだったので毎朝大人びてコーヒーを淹れ仕事を始める自分に浸り、花とコーヒーの香りで充満する朝はまさに自分だけの特別な時間に感じていた。もっと美味しいコーヒをと思い本も買ったり動画も見たりした。それでもやっぱりコンビニのコーヒーは美味しく毎回美味しさと悔しさを同時に味わっている。
じゃあなぜ僕は5年もさほど美味しくもないコーヒーを毎朝手間をかけて飲んでいるのか。。
多分コーヒーが飲みたいわけじゃなくてコーヒーを淹れる時の音、香り、行動にどこか開業してからの5年という時間を感じている気がする。すこしキザな気もする気けど他人からすれば意味のない行動なんて大体そんなものの塊だと思う。今朝のコーヒーは少し美味くできたしこのエッセイが仕上がったらご褒美にコンビニでコーヒーとチョコでも買って休憩しよう。